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WealthNaviの投資先について自分自身確認をしておきたいと思い書きます。
やり始めた当初は、ぶいてぃーあい(VTI)とか言われても何が何だか分からなかった自分が今やこうしてブログを書いている(書こうとしている)ことが不思議なものです。
まだまだ初心者な僕ですが、WealthNaviの投資先は優良な物だと確認しています。(あくまで投資先のお話です)
WealthNaviは長期・分散・積立
私自身、現在積立はしておりません。
この記事では
・WealthNaviをやっていて、確認の意味で見たい方
・これからWealthNaviも投資の一つとして検討している方
・WealthNaviは全く興味ないけど、投資に興味のある方
上記のような方の参考になれば幸いです。
では行きましょう!!
まず世界3大資産運用会社を確認しましょう。
ブラックロック | バンガード | ステートストリート | |
設立時期 | 1988年 | 1975年 | 1978年 |
運用資産額 | 7.43兆ドル ※817兆円規模 (2019年12月時点) |
6.12兆ドル ※673兆円規模 (2019年5月時点) |
3.12兆ドル 343兆円規模 (2019年12月) |
1米国株(VTI)
アメリカをまるっと買うようなイメージです。
アップルやマイクロソフト、アマゾンなど、皆さんもよくご存知の企業の株式が含まれています。VTIだけで大企業から中小企業まで3535銘柄に投資しており、米国の株式市場の全体に投資するのとほぼ同じ効果が得られます。
運用しているのは、バンガードという米国の運用会社
世界で初めて個人投資家向けにインデックス運用の投資信託を作った会社で、預かり資産の残高は世界トップクラスです。
有難いですね。
バンガードが運用する中でも、VTIは純資産総額が10兆円を超える世界有数のETFであり、多くの投資家に支持されていると言えます。
運用会社が途中で運用をやめてしまう「償還リスク」も小さいと言えるのでは?
個別株だと倒産のリスクも高いような気もするけど、ETFなら(これだけの運用額の)安心です。
2001年に運用が始まってからすでに20年程度の実績があり、1日の取引量も約1100億円と多く、流動性も十分!!
純資産総額が増えて効率よく運用できるようになったこともあり、保有コストは年々下がり年0.03%となっています。これは米国株に投資をするETFや投資信託の中でも非常に低い水準です。
2日欧株(VEA)
VEA(バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF)は、欧州やアジアなど、米国を除く先進国の株式に投資するETFです。
国別の配分では日本が24%といちばん大きく、地域別ではイギリスやフランス、ドイツといった欧州が半分以上を占めます。ネスレ(スイス)やサムスン電子(韓国)、トヨタ自動車(日本)など日本でもなじみのある大企業を含む約4000銘柄に投資しています。
日本が多いと何だか嬉しい(自国バイアス)
運用が始まってから10年以上経っており、純資産総額は6.6兆円と大きく、長期投資の対象として安心感があります。保有コストも年0.05%と低く抑えられています。
3新興国株(VWO)
VWO(バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF)は、成長著しい新興国の株式に投資するETFです。国別では、中国の比率が全体の4割程度を占め、次いで台湾、インドと続きます。
中国って新興国なんですね。それは置いておいて
ネットサービスのテンセントやアリババグループといった中国企業が組入比率の上位にきています。VWO全体では5066銘柄に投資しており、比較的規模の小さな企業まで幅広く含んでいます。
純資産総額は5.3兆円と大きく、運用開始から15年以上の実績もあります。保有コストの年0.10%はVTIやVEAと比べると高くみえるかもしれませんが、新興国に投資するほかの投資信託などと比べると低く抑えられています。
4米国債券(AGG)
株と債券の組み合わせは分散投資の代表例です。
基本的に株と債券の価格は逆方向に動くことが多く、組み合わせることで高い分散投資の効果が期待できます。
景気が悪化すると、株が売られ、安全性の高い債券が買われて値上がりする傾向にあります。債券の値上がりによって株価下落の影響を和らげられるよう、ポートフォリオ(資産の組み合わせ)に株と債券を組み入れるのです。
AGGを運用しているのは、預かり資産残高698兆円と世界最大のブラックロックという米国の運用会社です。
AGGは純資産総額が7.4兆円と、ブラックロックが運用する中でも世界有数のETFです。運用開始からすでに15年以上の実績があり、長期投資の対象として安心感があります。
5物価連動債(TIP)
物価連動債とは、物価(モノやサービスの値段)の上昇に合わせて価格が上がる債券です(※2)。インフレ(物価上昇)が起こったとき、通常の債券であれば価値が目減りしてしまうのに対し、物価連動債には実質的な価値が目減りしにくいという特長があります。物価上昇に合わせて、投資家が利息や元本償還で受け取れる金額が増えるためです。
つまり、物価連動債(TIP)はインフレに強い債券だと言えます。
自分のポートフォリオには入っていなかったので、調べてみたら
WealthNaviのポートフォリオでは、TIPをリスク許容度1と2にのみ組み入れています。リスクの低いポートフォリオを作るとき、インフレに弱い米国債券(AGG)を補うことができるからです。
6金(GLD)
金は古くから世界中で価値を認められてきた「安全資産」と呼ばれてきました。国際的な紛争など、有事の際に資金の逃避先となってきました。
また、金融危機が起こると、株など比較的リスクの高い資産から金などの「安全資産」に資金が移りやすく、金の値上がりが期待できます。
GLDを運用しているのは、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズという米国の運用会社です。預かり資産残高は290兆円と世界第3位です。
GGLDの純資産総額も5.2兆円と巨額です。運用開始は2004年11月であり15年以上の実績があります。金の場合は保管コストがかかることもあり、経費率は0.4%と他の銘柄に比べると少し高めです。
金に投資する方法として、実際に金の延べ棒を買うという選択肢もありますが、自分で安全な保管場所を確保する必要があります。
ETFを通じての投資であればその必要はありません。GLDが保有している金の延べ棒はHSBC銀行が管理しており、そのリストはWebサイトで公表されています。
7不動産(IYR)
金と同じく、不動産も古くから投資の対象となってきた資産です。株とも債券とも異なる値動きをしやすいため、分散投資の効果が期待できます。
IYRの特長は、賃料などによる安定した収益が見込めることです。物価が上がれば不動産価格も上がりやすいため、インフレ(物価上昇)に強いと言えます。その裏返しとして、株と同様に景気が悪くなると価値が下がりやすいという面もあります。
番外編
なぜ「VT」ではないのか
前半の3つのETFに投資をするのであれば、VT(全世界株式)に投資をした方が良いのでは?と思いましたが、WealthNaviの公式HPに回答がありました。
⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎なぜVT(全世界株式)に投資しないのか?⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎
投資に詳しい方の中には、上記3銘柄の代わりに、全世界(先進国および新興国)の株式市場全体を投資対象とするVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)を保有すればいいのではないか、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、VTの保有コストは年0.08%となっており、VTI・VEA・VWOの3銘柄を時価総額の割合で組み合わせたほうが、保有コストを抑えられます。なお、VTの純資産総額は1.2兆円と今回ご紹介した3銘柄よりも小規模なことや、3銘柄を組み合わせているほうが資産配分の調整がしやすいこともメリットだと言えます。
個人で少額で投資するなら、売買の手間や手数料の面から、1銘柄分で済むVTを選ぶという選択肢もあるでしょう。ただ、WealthNaviでは取引ごとの手数料をいただいていないので、VTI、VEA、VWOの3銘柄の組み合わせの方がお客様にとってメリットが大きいと考えています。
ということでした。
なるほどという面と、個人だと(僕だと)面倒で出来ないかもしれません笑
まとめ
WealthNaviでは、株式に投資する3銘柄と今回ご紹介した4銘柄を組み合わせてリスク許容度に応じた最適なポートフォリオを作っているようです。
※投資は自己判断です。リスクを考えながらやりましょう。
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